バイオ炭を畑に散布しました

2024年4月29日  バイオ炭を自作畑に施用する

 

2024年4月29日

バイオ炭を自作畑に施用しました。

 

今回は、約8平方メートルの畑に、約20リットルのバイオ炭を散布しました。

植え付ける作物はポップコーン用トウモロコシです。

とりあえず、今回は、自作地です。

自家用野菜なので、小面積でやってみます。

 

バイオ炭

 

バイオ炭施用前の畑です

 

バイオ炭を撒き始めました

 

バイオ炭を撒き始めました

 

バイオ炭を漉き込みます、今回は場所が狭く、トラクターが使えないので、手作業です。

 

 

クラウドファンディング「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」の終了報告

当農園は2023年の秋に、クラウドファンディング「止めよう!地球温暖化 【CCUS]】カーボンマイナスと土壌改良」を行いました。

そのクラウドファンディングは、無事成立し、その後そのプロジェクトを開始しました。

事業が一区切りついたため、プロジェクトの終了報告をさせていただきました。

「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」の経過報告

「終了報告」とは言っても、このCCUS事業は終わったわけではありません。

今後も、継続して大気中のCO2を土壌中に貯留するCCUS事業を行いますので、よろしくお願いいたします。

「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」の経過報告(1)

昨年は、当農園のクラウドファンディングにご協力いただきましてありがとうございました。

高橋農園では、クラウドファンディング終了後、12月から、本格的に、「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」の「事業を開始しました、

 

その後、約1か月が経過しましたので、途中経過を報告させていただきます。

12月の事業内容は、主として、バイオマス暖房機をバイオ炭の炭化炉への改造と、それを使ったバイオ炭の製造試験です。

 

(1) 改造前のバイオマス暖房機(内部に、二次燃焼用の送風間を取り付けました。)

 

(2) ペール缶(これにバイオマスを入れて、上のバイオマス暖房機内で無酸素状態で蒸し焼きにします。

ペール缶の蓋に一つだけ穴があけてあります。

その理由は、ペール缶の中のバイオマスが蒸し焼きにした場合、酸素がないため、燃えずにガスが発生します。

このガスの逃げ道です。

ガスの中には、可燃性のものもありますので、上記(1)のバイオマス暖房機に、2次燃焼用空気取り入れ口となる通風管を後付けしました。

これによって、可燃性のガスが燃焼し、バイオマス暖房機の熱効率が良くなります。

 

(3) 使用済みホダ木をペール缶に入る大きさにカットします。

 

(4) カットした使用踏みホダ木を(2)のペール缶に入れます。この後、蓋をします。

 

(5) (1)のバイオマス暖房機の下半分に、燃料となる使用済みホダ木を入れます。

 

(6) (4)のホダ木を入れたペール缶に蓋をして、(5)のバイオマス暖房機に入れます。

 

(7) 全部で6個のホダ木入りペール缶をバイオマス暖房機に入れます。

 

(8) ペール缶の両側にも、燃料用ホダ木を足します。

この後に、着火して、翌日まで待ちます。

この暖房機は、しいたけ栽培ビニールハウスの暖房機なので、ビニールハウスの暖房を行いつつ、バイオ炭を製造することになります。

 

(9) 出来上がったバイオ炭。

 

(12) こちらは別のペール缶、こちらの方が炭が少ないです。つまり歩留まりが悪い。

歩留まりが悪い理由としては、①ペール缶のどこかに小さな隙間ができて酸素が入ってしまい、炭の一部が燃焼してしまった、あるいは、②原料の使用済みホダ木がしいたけ菌の分解を強く受けて、残存炭素が少なかった・などが考えられます。

 

(11) バイオ炭を十分に冷まして、フレコンバッグに入れ、保管します。

 

 

【12月実施分での課題】

  1. 予想通りではありましたが、バイオ炭製造用のペール缶は、金属の肉厚が薄いので、10回くらいしか使えないこと。10回くらい使うと、缶のどこかに穴が開いてしまい、バイオ炭製造中にその穴から空気が入り、炭にならず、燃焼してしまう。つまり、歩留まりが悪くなります。ペール缶は高いので、バイオ炭製造のコスト上昇にもつながる。
  2. バイオマス暖房機を使うので、仕方がないのですが、燃料用の使用済みにホダ木の量に比べ、バイオ炭の製造量が少ない。これは、上記1.の原因もあります。燃料用のホダ木とペール缶の最適比率を決定することが必要です。
  3. バイオ炭原料の事前乾燥が、予想以上に重要なこと。これも当たり前のことですが。ただ、使用済みホダ木の水分含量を12%程度に下げるためには長ければ数カ月かかるので、これも宿題の一つです。
  4. 以上を踏まえて、バイオ炭製造の最適工程とコストダウンの方法を考えます。その後、バイオ炭の歩留まりなど各種データを測定する予定です。

 

 

原木しいたけ使用済みホダ木を原料としたバイオ炭CCUS事業の進捗状況

当農園では、今年の冬から、本格的に、バイオ炭CCUS事業を開始しています。

 

この事業は、昨年、今年とクラウドファンディング「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」を行ったプロジェクトの具体的なものです。

試験的なバイオ炭製造は2~3年前から行っていました。

そして、12月から、本格的にバイオ炭の製造に入りました。

とは言っても、バイオ炭の製造装置(炭化炉)は手製ですので、手間がかかり、製造能率も良くはありません。

今までの試験で、バイオ炭製造に成功したとは言っても、製造効率の良し悪しは別問題です。

 

現在のバイオ炭の製造方法の効率は、予定の5分の1程度と、当初予定を下回っています。

 

来年以降、CCUS事業の報告を始めますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良

高橋農園では、9月26日から「止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良」と題した、地球温暖化を止めるための事業を計画し、その必要な資金をクラウドファンディングで募っています。

期限は11月24日までです。

止めよう!地球温暖化 【CCUS】カーボンマイナスと土壌改良(高橋恭嗣 (有)高橋農園 代表取締役 2023/09/26 公開) – クラウドファンディング READYFOR

 

地球温暖化を緩和するため、も居な様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

6~8月の世界の気温、過去最高に 国連「気候の崩壊が始まった」

6~8月の世界の気温、過去最高に 国連「気候の崩壊が始まった」」と言う記事が、毎日新聞に出ていました。

6~8月の世界の気温、過去最高に 国連「気候の崩壊が始まった」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

かなり衝撃的な見出しです。

また、国連が行っているという点でも、重みがあります。

当農園が、もう過ぎ始める、「止めよう!地球温暖化 カーボンマイナスと土壌改良(CCUS)」の事業が、まさしく、この記事の対策となります。

皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

「異常気象はより頻繁になり、激しさも増す」 IPCC科学者の警告

「異常気象はより頻繁になり、激しさも増す」 IPCC科学者の警告

https://mainichi.jp/articles/20230731/k00/00m/040/276000c

 

毎日新聞の記事です。

地球温暖化の悪影響は深刻さを増し、今年7月は観測史上最も暑い月となった可

能性が極めて高いという。各国に温暖化の科学的知見を提供する国連の「気候変

動に関する政府間パネル(IPCC)」に長年関わる科学者は、影響の現状や日本

の脱炭素戦略をどう見ているのか。・・・・・

 

異常気象は、何度も、身を持って体験しています。

異常気象を嘆くだけではなく、それを食い止めねばなりません。

 

GX推進法が成立 炭素課金導入など 衆院本会議(2023年5月)

GX推進法が成立 炭素課金導入など 衆院本会議:朝日新聞デジタル (asahi.com)

2023年5月12日、脱炭素化を進めるためのGX推進法が、衆院本会議で賛成多数で可決、成立したとのことです。

国債の発行、あるいは、返済財源として二酸化炭素(CO2)の排出に課金する「カーボンプライシング(炭素課金)」の導入などを盛り込んだそうです。