ホダ木の木口から白いものが出てきた・・・

今の時期、植菌から2~3か月くらい経って暖かくなると、ホダ木の木口から白いものが噴出してきます、

これは、しいたけ菌です。

原木に穴を開けて菌を植え付け、「仮伏せ」と言う保温保湿環境で1~2か月経過すると、木口に白いものが出てきます。

これが、植え付けたしいたけ菌が、導管に添って伸長し、ついには個口から飛び出し、しいたけ菌の白い菌しが見えたものです。

さらに、環境が良ければ、その白い菌紋がやがて茶色になります。

これを褐変と呼びます。

ホダ木から飛び出したしいたけ菌が、環境変化から身を守るための変化です。

 

どちらも、順調、先が楽しみです。

 

今の時期の雑菌(2)

今の時期、いろいろな雑菌が見え始めます。

下の写真は、「アオカビ」です。

正式名称は「ペニシリウム」、例のペニシリンを生み出すきっかけとなった雑菌と言われています。

アオカビは、実は、この後の管理さえ適切であれば、これまた、怖くはありません。むしろ、これが出れば「赤飯を炊く」と言われる雑菌で、これが付いたホダ木は、この後水分を多めになるよう管理すれば、OK。

100点満点のホダ木まで申し越しです。

 

ただし、似た雑菌で、「トリコデルマ」があります。

アオカビとトリコデルマは大変良く似ていて、見分けがつきにくいのが特徴です。

「トリコデルマ」は、アオカビとは反対に、しいたけ菌を殺す害菌なので、もし、見つけたら早急な対応が必要です。

 

アオカビとトリコデルマの見分け方ですが、もし、写真のような菌叢が樹皮に出ていればアオカビの可能性が高いです。

樹皮ではなく、しいたけ菌の植穴(写真の白い丸い発泡スチロール)から菌叢が滲み出ていれば、それは、トリコデルマかもしれません。

 

幸いに・・・まだ、高橋農園のホダ場には、トリコデルマが見当たりませんので、写真撮影は、、、できませんでした。

 

 

今の時期の雑菌

植菌後1~3カ月が経過しました。

植菌後2~3カ月経過し暖かくなって、かつ雨が降ったりすると、いろいろな雑菌が目に付き始めます。

雑菌には、例えばなしですが、畑作で言う「雑草」(被害は少ない、適切な管理をすれば問題はほとんどない)みたいなものと「病気」(被害大、最悪しいたけ菌が死に至る)みたいなものの、両方があります。

写真は、干からびた「ゴムタケ」です。

この写真では、ゴムタケが日からべ始めており、しいたけ菌にはほぼ被害はありません。

むしろ、「ゴムタケが干からびたら、赤飯だ!」と言われており、たとえ、ゴムタケが出ても、この様に干からびてくれば、むしろ、大歓迎です。

順調にいけば、このホダ木は、満点に近いホダ木になるでしょう。

 

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もちろん、農薬不使用、国産原木を使用しています。

(輸入菌棒などではありません)

どうぞご賞味ください。

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露地栽培のしいたけが寒くて成長できない時、乾き過ぎたとき

11月下旬になって、ようやく寒さが本格的になってきました。

原木しいたけ栽培セットBCEXをお買い上げいただきましたお客様、そのBCEXの品種でも本格的な打撲浸水前の走り子が出始める季節となりました。

一方で、今の時期、北風が吹くなどして、寒すぎて、あるいは乾き過ぎて、しいたけが成長できない場合があります。

この時期のしいたけは、肉が締まって大変美味しい季節です。

せっかく生えてきたしいたけが、より大きくより肉厚に、そして、美味しく育つよう、お願いがあります。

 

見にくくて申し訳ないのですが、上の写真は、しいたけに袋をかけたものです。

この様にすると、①風よけ、②寒さ除け、③雨が降っても雨子にならない、などの良いことがあります。

袋は、ホームセンターなどで売っている10号のFGポリ袋がちょうどよい大きさです。

風で飛ばされないように、袋を輪ゴムなどで留めてください。

 

椎茸に袋をかける時期ですが、上の写真くらいの大きさ(3cm)くらいになったら、袋をかけてください。

 

椎茸が美味しく育ちますように。

 

 

何時に撮影した写真だと思いますか?

事務所玄関前の陽だまりの温度を計測しました。

ちなみに上の写真、何時に取ったものだと思いますか???

 

 

答えは、朝7時です。

 

 

丁度、朝日が照り付ける陽だまりとは言え、朝7時で37℃!!!

 

暑い日が続きます。

皆様、お体にご自愛ください。

 

250722今日のしいたけ・暑すぎてしいたけの元気が無くなり始めています。

暑いですね。

昨日の古河市の気温は37℃を超えたようです。

暑いと困るのは、原木しいたけ栽培も同様です。

しいたけの原産地は、ボルネオだそうでここは日本よりも暑そうです。

なので、暑さには弱くはないのでは?と勘違いしそうですが、ボルネオでも高地のやや涼しいこころがメインなのだそうです。

暑さに弱いのもうなづけます。

 

今日のしいたけ

暑さの割には、しいたけの芽の数は予想よりも減ってはいません。

しかし、成長したしいたけがよわよわしく、元気がありません。

大きさも小さめです。

 

当農園の原木しいたけ栽培セットをお買い上げになった方へのお願いです。

最近のように32℃を超えるような日が続くと、しいたけは生きているだけで精いっぱいです。

「打撲浸水」は最高気温が30℃以下の日が続くまで、お待ちいただけますようお願いいたします。

 

暑い日が続きます。

お体にご自愛ください。

ゴムタケ

「ゴムタケ」と言う名前の雑菌があります。

その名の通り、キノコを触るとゴムのような感触です。

ただし、色が真っ黒なのでちょっと違和感があります。

写真の黄色い枠の中の黒いものがそうです。

大きさは1~2cmくらい。

 

雑菌ではありますが、この雑菌は、どちらかと言えば「害菌」ではありません。

むしろこのゴムタケが出たホダ木は、ゴムタケ自体がホダ木の栽培管理の指標となってくれます。(指標雑菌などと呼ばれたこともあったかもしれません)

しかも、ホダ木の管理も簡単です。

このゴムタケが干からびるように管理すれば良いだけです。

かなり簡単です。

写真のゴムタケも、一部、干からび始めているものがあります。

 

ただし、管理に失敗して、このゴムタケが黒くとろけるようになると、心配です。

その後にトリコデルマが入る場合がありますし、あるいは、最悪、ホダ木の中に水分が残っていれば、その水分が抜けきっていない可能性もあります。

 

アオカビが増えてきました

しいたけホダ木に付く雑菌のアオカビが増えてきました。

下の写真で黄色い線の中がアオカビです。

正式名称は「ペニシリウム」で、あの有名な抗生物質のペニシリンに関係する雑菌だそうです。

これと、すごく似たものに「トリコデルマ」があります。

これは、しいたけ菌を殺す恐ろしい雑菌です。

 

この二つは、見た目はよく似ていて、外見だけで、判別するのは非常に難しいです。

特色としては、

アオカビ:写真のように主として樹皮に付きます。

トリコデルマ:しいたけの種菌(写真の白い蓋の周り)や小口(しいたけの菌紋など)に付きます。

 

これは、雑菌ではありますが、昔「アオカビが出たら赤飯を炊け」と言っていた先輩がいました。

つまり、これが出ると、(その後、適切に栽培管理すれば)良いホダ木になって、しいたけがたくさん出る・と言う訳です。

似た雑菌の「トリコデルマ」とは偉い違いです。

 

このアオカビは、ホダ木が過乾燥気味の時に付きます。

これから梅雨に入るので、ホダ木を過湿気味にするには丁度良い季節なので、栽培管理もしやすいです。

 

 

今年植菌したホダ木に芽が出てしまいました

高橋農園では、原木しいたけの植菌を1月頃から4月頃まで行います。

その後、仮伏せをします。

そして、本伏せ。

この仮伏せ~本伏せの期間、いろいろなことが起こります。

原木が枯れるに従い、いろいろな雑菌が目に付くようになります。

そして、もう一つ、頭が痛いのが、ホダ木が萌芽することです。

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上の写真で、植菌したホダ木から新芽が出てきました。

これはマズイ。

しいたけ菌は死物寄生菌と言って、木が枯れてくれないとホダ木の中で生育できません。

新芽が出た・と言うことは、少なくともその部分の原木の細胞は生きていて、しいたけ菌の伸長を妨げます。

 

そこで、工夫して、ホダ木を乾き気味に管理します。

ただし、度が過ぎると、ホダ木の中のしいたけ菌も乾き過ぎて弱ってしまいますので、注意が必要です。

例えば、下の写真では、よろい伏せにしてあったホダ木から新芽が出たので、ホダ木をよろい伏せの上に置きました。

2~3週間後、写真のように、ホダ木から出た新芽が枯れました!!!

ホダ木の生きている部分を枯らすことに成功です。

ホダ木の木の細胞が生きていてしいたけ菌の成長を妨げていましたが、これで、しいたけ菌も生育できるでしょう。

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