ソーラーシェアリングで栽培しているホダ木ですが、先月に1回目の自然発生がありました。
そして、現在、2回目の自然発生が始まりました。
キノコの傘があめ色になって丁度良い塩梅です。
キノコの傘が少しひび割れています。
これは、やや乾き気味に育ったしいたけ(傘の色が白っぽい)が、その後、雨に当たり、水分を補給して、このようになったものです。
キノコの成長の時、しいたけの傘がこれくらいの色だと、しいたけが肉厚に育ってくれます。
このしいたけは旨そう~~~。
国産の美味しい原木しいたけと栽培キットの通販「有限会社高橋農園」
ソーラーシェアリングで栽培しているホダ木ですが、先月に1回目の自然発生がありました。
そして、現在、2回目の自然発生が始まりました。
キノコの傘があめ色になって丁度良い塩梅です。
キノコの傘が少しひび割れています。
これは、やや乾き気味に育ったしいたけ(傘の色が白っぽい)が、その後、雨に当たり、水分を補給して、このようになったものです。
キノコの成長の時、しいたけの傘がこれくらいの色だと、しいたけが肉厚に育ってくれます。
このしいたけは旨そう~~~。
当農園では、「もっと大きく、もっと美味しく」と言う副題を付けて、原木しいたけ栽培セットBCEXを販売しています。
この品種は、関東基準で11月の後半から12月(気候によっては1月も)、特大で厚肉の椎茸が収穫できる品種です。
この栽培セットのホダ木から、しいたけの小さな芽が出て来ました。
写真の椎茸の大きさで大体直径5cmくらい、まだ、やや暖かいためか、それほど大きく育ってはいません。
もう少し最低気温が下がって、寒い人暖かい日が交互に来て、しいたけの徒長を抑えるような季節になると、キノコが、さらに大きく育ってくれます。
【余談ですが】
キノコの右下のホダ木の切口面が黒っぽく見えます。
また、左笛のホダ木の樹皮面に、黒い色のものが見えます。
これは両方とも、「クロコブタケ」と呼ばれる、しいたけ原木に付着する雑菌の一つです。
当農園では、農薬を使わないため、このように、雑菌が出てしまうことがあります。
原発事故前は、このような雑菌は少なかったのですが、最近は、目につくようになりました。
この雑菌は、一度ついてしまうと、取り除くのは変実的ではありません。
来年こそは、農薬を使わずにこの雑菌を駆逐して、被害を受けないようにしよう。
今、11月初旬、キノコにとっては最適の季節です。
原木しいたけも同様です。
普通にホダ木(椎茸の原木)を「打撲浸水(ホダ木の樹皮面を軽くたたいてから浸水する事」をすると、たくさんのしいたけが生えてきます。
そして、それが度を超えて、キノコの数が多すぎることがあります。
上の写真のホダ木は、「成形菌」という名前の種菌を使っていまして、種菌の乾燥防止のための白い発泡スチロールの蓋がたくさん見えます。
しいたけの1回目の発生では、この植穴からキノコが出るのが普通です。
この写真では右から2本目や3本目のホダ木が、ホダ木1本あたり20穴以上出ていますし、1個の穴から2~3個の椎茸が出れいる穴も多いです。
この様に、一度の発生でしいたけの数が多すぎると、しいたけが小さくなったり、変形したりします。
なので、今、高橋農園ではホダ木の「打撲浸水」の際に、ややしいたけの発生数を抑えるようなブレーキをかけるような栽培方法としています。
具体的には、「打撲浸水」の際、【ホダ木を打撲した後、すぐには浸水せずに、わざと2~3時間後に浸水】します。
この様にすると、しいたけのけ数が減ってくれることがります。
そのはずなのですが、今年は、キノコの発生数が減ってくれない。
今日の浸水からは、さらに、キノコの芽数を減らす工夫に切り替えました。
成功しますように!
今年も暑い夏でした。
その暑さが10月まで続き、「自然子」(秋子)と呼ばれる原木しいたけの自然発生(打撲浸水をしなくても椎茸が生えてくること)がどうなるか、気になっていましたが、ようやく、ソーラーシェアリングにもしいたけが生えてきました。
まだ暖かい日が続いているので、やや徒長気味です。
2024年10月13日付、茨城新聞で、高橋農園の記事が掲載されました。
原木しいたけ(生)500gに季節の自家野菜をセットにしたものを新発売です。
大自然のめぐみをご自宅で ・ 今や希少品となった美味しい原木椎茸をご賞味ください。
加えて、高橋農園で採れた、季節の自家野菜をセットにしました。
原木栽培生しいたけ500g + 季節の自家野菜
自家野菜は、今の時期は、ジャガイモ、ミョウガ、キュウリなどです。
(野菜の種類を選ぶことはできません)
脱炭素社会を目指し、バイオマス暖房+ソーラーシェアリング+CCUS事業、そして、農薬不使用で育てた原木栽培のしいたけです。
ご家庭用に500gと容量を少な目にしました。
食べきれない場合、冷蔵保存、冷凍保存の他に、天日干しをすると乾し椎茸にすることができます。
ほどんどの市販の乾し椎茸とは違い、天日干ししたものは、ビタミンDの含有量が、ものすごく増えます。
段ボール箱で発送させていただきます。
当農園のしいたけは原木に菌を植え付け、ひとつひとつ手作業で収穫しています。
原木しいたけの美味しさがぎゅっと詰まった高橋農園の原木しいたけを是非、ご堪能ください。
原材料 | 国産原木しいたけ |
---|---|
産地 | 茨城県 |
内容量 | 500g |
賞味期限 | 商品到着後1週間以内(生鮮農産物ですので、お早めにお召し上がりください。) |
保存方法 | 冷蔵、または、冷凍保存をお願いいたします。 |
生産者 | 有限会社高橋農園 |
販売者 | 有限会社高橋農園 |
2024年9月7日に2024年3月ころまでに製造したバイオ炭(約2㎥)を、近所の畑に散布しました。
フレコンバッグに入っているので、ローダーで荒く散布した後、人力で散らかします。
今回散布したバイオ炭は、チップ化したバイオマスを炭化したものではなく、粗目に切断した丸太をバイオ炭にしたので、粗目の炭が目立ちます。
この後、トラクターで耕運します。
台風7号が通過しました。
幸いにも、台風の被害はほとんどなかったのですが、今日は、猛烈な暑さ。
原木しいたけ栽培にとって、暑さは大敵です。
普通、気温32度くらいでしいたけ菌の生育は止まると言われています。
そして、35℃が数時間以上続く、あるいは、40℃以上が2時間続くと、しいたけ菌が死滅するとか、いろいろな話があります。
実際には、私たち生産者もいろいろく工夫するので、35℃になったからと言って、すぐにしいたけ菌が死滅するわけではありませんが、それでも、例えれば、重い熱中症くらいにはなっていそうです。
今朝、いつものようにホダ場の巡回をしていると、ついに、熱中症で死滅したしいたけ菌を見つけました。
上の写真、白い丸いものは、原木に穴をあけてしいたけ菌を植え付けた「植穴」です。白く見えるのは、植え付けたしいたけ菌の過乾燥を防ぐための蓋です。
しいたけ菌が健康であれば、この白い蓋を押しても、へこみません。
中のしいたけ菌に押し戻されるような感じになります。
しかし、白い蓋の奥のしいたけ菌が死滅してしまうと、白い蓋を指で押すと、簡単にへこんでしまいます。
これは、しいたけ菌が死んでしまったからです。
上の写真では、しいたけ菌が死んでしまったので、1か月くらい前は、しいたけ菌が蔓延していた樹皮の真下は黄色と白のきれいなしいたけ菌の色をしていましたが、今は、黒っぽくなり始めてしまいました。
最近の暑さで、例えばなしで言えば熱中症のようになり、ついには、死滅してしまいました。
暑さなどへの感度は、しいたけの品種によって、あるいは、栽培の条件によって違います。
今年、このようにしいたけ菌が死滅したことは、日誌に記しました。
来辺、二度と同じ過ちを繰り返さないように。