当農園では、「もっと大きく、もっと美味しく」と言う副題を付けて、原木しいたけ栽培セットBCEXを販売しています。
この品種は、関東基準で11月の後半から12月(気候によっては1月も)、特大で厚肉の椎茸が収穫できる品種です。
この栽培セットのホダ木から、しいたけの小さな芽が出て来ました。
写真の椎茸の大きさで大体直径5cmくらい、まだ、やや暖かいためか、それほど大きく育ってはいません。
もう少し最低気温が下がって、寒い人暖かい日が交互に来て、しいたけの徒長を抑えるような季節になると、キノコが、さらに大きく育ってくれます。
【余談ですが】
キノコの右下のホダ木の切口面が黒っぽく見えます。
また、左笛のホダ木の樹皮面に、黒い色のものが見えます。
これは両方とも、「クロコブタケ」と呼ばれる、しいたけ原木に付着する雑菌の一つです。
当農園では、農薬を使わないため、このように、雑菌が出てしまうことがあります。
原発事故前は、このような雑菌は少なかったのですが、最近は、目につくようになりました。
この雑菌は、一度ついてしまうと、取り除くのは変実的ではありません。
来年こそは、農薬を使わずにこの雑菌を駆逐して、被害を受けないようにしよう。