24~25年冬製造、バイオ炭の結果

当農園では、脱炭素事業を3種類行っています。

その内のメイン事業である「バイオ炭:CCUS事業」ですが、2024年12月から2025年3月まで、しいたけ栽培ハウスの暖房が必要な期間に、そのバイオマス暖房器を一工夫して、バイオ炭を製造しました。

 

しいたけホダ木を原料としたバイオ炭                原木の穿孔穴あけ屑を利用したバイオ炭

 

左写真「しいたけホダ木バイオ炭」が約4㎥、右写真「原木穿孔穴あけくずばいお他」が4㎥、全部で約8㎥となりました。

 

気になるバイオ炭の炭素含有量ですが、左の写真が84.0%~89.4%、右写真が80.2%~87.3%とかなり高めでした。

 

[21世紀末までに地球が3度以上温暖化すると平均的な人々は40%も貧しくなるという研究結果]の記事

「21世紀末までに地球が3度以上温暖化すると平均的な人々は40%も貧しくなるという研究結果」と言う記事がありました。

21世紀末までに地球が3度以上温暖化すると平均的な人々は40%も貧しくなるという研究結果

気候変動の世界的な影響をモデル化した新たな研究では、2100年までに地球温暖化がセ氏3度以上進行すると、世界の国内総生産(GDP)が40%も失われることが判明しました・とのことです。

 

「世界の海面、予想外ペースで上昇 24年に5.9ミリ、NASA」のニュース

「世界の海面、予想外ペースで上昇 24年に5.9ミリ、NASA」と言うニュースを見つけました。

世界の海面、予想外ペースで上昇 24年に5.9ミリ、NASA(共同通信) – Yahoo!ニュース

年間約6mm!

最近の30年間で約10.1cmの上昇だそうです。

しかも、このペースが上がってきているとか。

 

年間6mmでかつ上昇ペースが上がっている・と言うことは、標高5mくらいの地域では、500年後(もっと早い??)には海の中に沈むことになります。

 

止めよう!地球温暖化

 

 

「流氷年々小さく? 10年あたりオホーツク海の3%の海氷域が消失」と言う記事

「流氷年々小さく? 10年あたりオホーツク海の3%の海氷域が消失」と言う記事を見つけました。

流氷年々小さく? 10年あたりオホーツク海の3%の海氷域が消失 [北海道]:朝日新聞

今までにも、北極圏の氷が消失している記事がありました。

高緯度地域とは言え、氷が減ればその分地球表面のアルベド(氷などが太陽光を反射すること)が減って、地球が温まりやすくなります。

さらに地球温暖化が進むかもしれません。

 

「日本近海の2024年の年平均海面水温が過去最高を更新 平年差+1.44℃」の記事

「日本近海の2024年の年平均海面水温が過去最高を更新 平年差+1.44℃」と言う記事を、見つけました。

日本近海の2024年の年平均海面水温が過去最高を更新 平年差+1.44℃

これまた、ショッキングな記事です。

過去最高だった2023年のプラス1.10℃を大きく超えています。

すでに、異常気象だけではなく、漁業やもしかしたら農業などにも悪影響があるのでしょう。

脱炭素に対する対策が急務です。

 

「気候変動を受けた気温上昇の抑制目標が、今後数年で破られる可能性があると、科学者らが予測している。」BBCの記事

「気候変動を受けた気温上昇の抑制目標が、今後数年で破られる可能性があると、科学者らが予測している。」との記事がBBCにありました。

2023年5月24日付です。

地球の気温上昇、2027年までに1.5度超える見込み=世界気象機関 – BBCニュース

記事には、

「世界各国は、化石燃料使用の進む以前からの世界的気温上昇を平均1.5度以下に抑える取り組みを行っている。しかし世界気象機関(WMO)の最新報告によると、66%の確率で2027年までに1.5度を超えるという。」

「研究者らはこの事態を懸念しているものの、一時的なものだとしている。平均気温が1.5度以上上がった状態が1年でも生じれば、地球温暖化が減速ではなく加速していることを示すことになるという。一方、その状態が10~20年続くと、長期間の熱波や、これまでよりも激しい嵐や森林火災など、温暖化の弊害がさらに大きくなるという。」

などの、注意すべき記載がある一方で、

「だが、今後数年で1.5度を超えたとしても、パリ協定が破られたことにならない。専門家らは、排出量を大幅に減らすことで、なお地球温暖化を抑える時間があるとしている。」

の記載もあります。

CO2排出量の削減とともに、大気中CO2を削減する施策の実施が必要です。

 

「三陸沖の海水が世界最大の6℃上昇!東北大学の研究グループが発表 「南の魚が宮城・岩手でも」やませへの影響も懸念」の記事を見つけました。

「三陸沖の海水が世界最大の6℃上昇!東北大学の研究グループが発表 「南の魚が宮城・岩手でも」やませへの影響も懸念」

と言う記事を見つけました。

三陸沖の海水が世界最大の6℃上昇!東北大学の研究グループが発表 「南の魚が宮城・岩手でも」やませへの影響も懸念

6℃って、生態系が全部変わってしまうくらいの温度上昇なのでは??

恐ろしい。。。

「あと2.1℃で、絶滅コース。グリーンランドの「氷床融解」が止まらなくなる可能性」と言う記事

「あと2.1℃で、絶滅コース。グリーンランドの「氷床融解」が止まらなくなる可能性」と言う記事を見つけました。

あと2.1℃で、絶滅コース。グリーンランドの「氷床融解」が止まらなくなる可能性

内容はちょっと難しく、先の事のように感じる話ではありますが、直前になってから慌てても、恐らくは何もできないであろう重大な事変です。

今から、対応策を実施すべきです。

 

止めよう! 地球温暖化。

 

当農園で製造しているバイオ炭の成分分析の結果

現在、当農園では、原木しいたけのホダ木などを原料として、バイオ炭を製造してます。

先日、その成分分析を行いました。

その結果、、、なんと、、、炭素の含有量が、農水省の資料「J-クレジット制度における 「バイオ炭の農地施用」の方法論について」に記載がある77%よりも高い数値となりました。!

具体的には、使用済みホダ木を原料としたバイオ炭が3検体の分析で「84.0%~89.4%」。

植菌時穿孔オガ屑を原料としたバイオ炭が2検体で「80.2%、87.2%」

と、いずれも77%を大きく上回りました。

5検体の分析なので、偶然の可能性もあるにはありますが、試験製造段階としては、うれしい数字です。

(J-クレジットなどでは、77%ではなく、実測値を使用するという案もあるようなので、その意味でもうれしいです。)

 

なぜなのか?

いくつか理由の案は頭にありますが、いずれれも仮説の域を出ていないので、もう少し詳しいことが分かったら、報告したいと考えています。