「ゴムタケ」と言う名前の雑菌があります。

その名の通り、キノコを触るとゴムのような感触です。

ただし、色が真っ黒なのでちょっと違和感があります。

写真の黄色い枠の中の黒いものがそうです。

大きさは1~2cmくらい。

 

雑菌ではありますが、この雑菌は、どちらかと言えば「害菌」ではありません。

むしろこのゴムタケが出たホダ木は、ゴムタケ自体がホダ木の栽培管理の指標となってくれます。(指標雑菌などと呼ばれたこともあったかもしれません)

しかも、ホダ木の管理も簡単です。

このゴムタケが干からびるように管理すれば良いだけです。

かなり簡単です。

写真のゴムタケも、一部、干からび始めているものがあります。

 

ただし、管理に失敗して、このゴムタケが黒くとろけるようになると、心配です。

その後にトリコデルマが入る場合がありますし、あるいは、最悪、ホダ木の中に水分が残っていれば、その水分が抜けきっていない可能性もあります。