チコ有機エキスを実証実験した、経過や結果を随時、アップします。

  1. ホダ木の浸水実験(24-930sK大分①)
    • 2025年4月21日朝浸水、同日夕方水揚げ
    • 右3本(黄色ラベル)が0.5%水溶液、中3本(白ラベル)が0.25%水溶液、左3本がコントロール。
    • 4月21日浸水。 4/24撮影で、一部に、しいたけの芽が出始めています。
    • 4h種29日収獲

収穫直前のホダ木としいたけ

 

      • 2回目浸水   5月6日  7:30浸水、水温15℃    16:30 水揚げ

浸水直前の水溶液の状態(左が0.25%、右が0.5%)  0.25%農には、一時見られた雑菌が少なくなった。一方で、右の0.5%水溶液では、かなり雑菌が浮遊している。 今回は意図的に、その雑菌を取り除かないで浸水した。

 

浸水直後

 

 

  1. 植菌時・施肥実験
      1. 植菌ロット名は、25-697・(1列5穴・)N(岩手原木)またはK(大分原木)
      2. チコ有機エキスの処置方法(2種類)
      • 「穿孔原木浸漬」・・・穴を開けた原木を丸ごとチコ有機エキス水溶液に約20時間浸水し、2日間ほど原木を乾燥させた後、植菌した。チコ有機エキスは1週間ほど前に作ったもので、表面に少し雑菌が出始めていた。(0.25%、0.5%の両方)(コントロールを設けるのを忘れた)
      • 「穿孔穴に処置」・・・植菌直前に、穿孔穴に約1cc/穴のチコ有機エキスを入れ、直後に植菌した。
      1. この実験では、原木がチコ有機エキスを吸収しやすいように、原木を、故意に穿孔穴が乾くように管理したものを使用した。
      2. 試験区一覧表
      No. 処置

      方法

      エキス

      濃度

      樹種 本数 処置日 植菌日 備考
      1 穿孔

      原木

      浸漬

      0.25% N 2本 4/23 4/25
      2 K 2本 4/23 4/25
      3 0.5% N 2本 4/23 4/25
      4 K 2本 4/23 4/25
      5 穿孔穴に処置 0% N 5本 4/25 4/25 コントロール
      6 0.5% N 5本 4/25 4/25
      7 2.5% N 5本 4/25 4/25

      植菌後の状況